【人材開発支援助成金】事業展開等リスキリング支援コース<新設>

「事業展開等リスキリング支援コース」は令和4年12月に新設されたコースです。

新規事業や新規分野を展開するうえで従業員のOFF-JTの費用を会社が全額負担した場合、費用の75%を補助してもらえる助成金です。

(既存事業にて、OFF-JTを実施する場合「人への投資促進コース」というものがございます。)

<助成額>

 

<事例>

(事例1)現在は宿泊業を営んでいるが、さらなる顧客の取り込みのため、周辺の観光案内を行うツアー部門を立ち上げ予定。この事業展開に伴い、従業員に大型二種免許を取得させるための訓練を実施したい。

 

(事例2)現在は日本料理店を経営しているが、新店として、フランス料理店を立ち上げ予定。この事業展開に伴い、従業員に対し、料理技法、調理手順、フランス料理に対する知識・見分を高めるため、外部講師を店舗に招いて訓練を実施したい。

 

 

(事例3)現在は和菓子を製造し、店舗にて対面販売を行っているが、さらなる顧客の取り込みのため、ネット販売部門を立ち上げ予定。通販サイトの立ち上げや運営に従事する従業員を対象とし、サイト設計、WEBマーケティング、顧客分析等に係る訓練を実施したい。

<主なルール>

・事業展開を行うにあたり、新たな分野で必要となる専門的な知識および技能の習得

をさせるためのOFF-JT(訓練・講習)

・職務に直接関連しているOFF-JTであること。

(マナー講習、モラル研修など社会人としての基礎的なスキルを習得するための訓練は対象外です。)

 

・OFF-JTの総合計時間が10時間以上(受講者全員の合計時間のことです)

・計画届を提出した後のOFF-JTであること。

・訓練を受けてもらう従業員は雇用保険の被保険者であること。

・実際の訓練時間が受講予定時間の8割以上を出席していること。

<特徴>

・OFF-JTのみの訓練で申請できる。

⇒特定訓練コース、一般訓練コース、特別育成訓練コースはOJTとOFF-JTのセットです。

・正規、非正規の要件や年齢の制限がない。

⇒対象者の要件は雇用保険の被保険者のみです。

・「人への投資促進コース」よりも助成率が大きい。

・「働き方改革支援助成金」や「業務改善助成金」のような設備投資に関する助成金と併給することができる。

<まとめ>

どんな訓練が助成対象となるのか、助成額はどのくらいになるのか、どんな講習を受けさせるのが一番良いのか等、ご興味がある場合、無料でご相談にお答えいたします。まずはお気軽にお問合せください。